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一人でも簡単に着れる!着物の着方のコツを画像と一緒にご紹介

自分で着付け

一人でも簡単に着れる着物の着方のコツを画像と一緒にご紹介

「着物を気軽に着てみたいが一人で着るには難しそう」と、多くの人が思っているようです。
しかし、着物はもともと日常的に着られてきた長い歴史があり、誰でも簡単に着ることができ、誰にも似合うものなのです。
この記事では、一人でも簡単に着れる着物の着方のコツを画像で分かりやすく紹介します。

 

着物は着つけにいかないと着れない?

「習うより慣れろ」といったことわざがありますが、着付けに関しても着る機会を増やせば、どんどん早くきれいに着ることができます。
着物姿を美しく見せるには3つのポイントがあります。
衿合わせ、帯位置、すその長さです。
一つめの衿合わせは、のどのくぼみのやや下できっちり合わせます。
二つめの帯の位置は、高いと若々しく低いと老けて見えるので、年齢に応じた位置が着物姿をより美しく見せてくれます。
ある程度年齢を重ねた人が、あまり高い位置に帯を結ぶと上品さがそこなわれます。
逆に若い人が低い位置に帯を結ぶと、ういういしさがなくなります。
帯の位置とともに、おはしょりのもたつきやしわがあると、清潔感が薄れ野暮ったく見えてしまうので、おはしょりの始末をきちんとすることも大事です。
三つめは裾の長さです。どんな格式の高い上等の着物も短く着すぎると、安っぽく見えてしまいます。床すれすれに着るのが基本です。
また、すそすぼまりに着るとスマートに見えますが、寸胴に着ると太って見えます。
下前身ごろを少し上げ、折り返しておくだけで背が高く見えます。
「衿、帯、すそ」をキーワードとして頭の隅に置いておくと、一人でも美しく着物を着ることができます。

1人で着付け

着物を着るための事前準備

まず着物や帯、小物を触る前に、手の汚れや脂をとるために石鹸でキレイに洗っておきましょう。
たたみじわや防虫剤の臭いをとるために、1日~2日前に前に着物、帯、長じゅばんなどを着物専用のハンガーに掛けて、直射日光の当たらない部屋で風を通しておきます。

・小物はそろっていますか

着物を美しく着つけるためには、さまざまな小物が必要です。
着付けに必要な次のようなものを準備しておきましょう。
着物用の下着(着物用のワンピース型の下着または肌襦袢と裾よけ、和装用のパンティ、ブラジャーなど)
足袋、帯板、帯枕、腰ひも3~4本、だて締め2本、補正用タオルなどが必要ですが、その他にもあると便利なものは、着物用のクリップやマジックベルト類です。
また、足袋にしわが寄っているとだらしなく見えてしまうので、ぴったりと合ったものを用意しておきましょう。礼装の場合は、たびを止める金具が5個ついた、こはぜを用意します。
長じゅばんには半衿を縫いつけ、衿芯を入れます。
腰ひもは長じゅばん用に2本、着物用に2本用意し、長じゅばんや着物を締める役目をするだて締めは、長じゅばん用と着物用を2本用意しておきます。

また、長じゅばんの衿がすっきり抜けるように、衣文抜きをつけておくか、後ろの衿の中心から15~20㎝くらい下のところに平ゴムを縫い付けておくと衣文がすっきり抜けます。
帯を締めた時にシワが寄らないように前板を入れますが、普通の着物は前板だけを用いますが、振袖の場合は変わり結びをするため、後ろ板も用意します。
お太鼓のふくらみを出すため帯枕も用意しておきます。
着物姿は、洋服はメリハリのある体が美しく見えますが、着物姿は寸胴の体の方が美しく見えます。
そのため、痩せていて鎖骨が目立つ場合やウエストが細すぎる場合は、ガーゼのハンカチやタオルやバスタオルなどを用意しておきましょう。

長じゅばんを着る

着物を着る前に、まず長襦袢を着ますが、先に足袋を履いておきます。
長襦袢を着るときは、着物の着丈よりもやや短めに着ます。
長襦袢の色は、着物に響かないような白または淡い色目のものが無難です。

長襦袢(ながじゅばん)を後ろから肩に掛けて袖を通し、衿先をもって背中心を合わせ、衣文を抜きます。
衿先を持ち、下前をバストラインにそわせて入れ込み、上前を重ねます。
紐をかけ、背中心からゆるみを取ってわきに寄せ、つまんで後ろに返しておきます。
コーリンベルトを使う場合は、わっかではない方を先に 下前のウエストの位置で留め、身八つ口から出して、シワを取りながら右手に持ち、コーリンベルトを上前のウエストの位置に留めます。
だて締めを締めます。

着物を着る

きものを後ろに回し、左右同じ位置で衿を持ちます。
着物の後ろに、背中心と呼ばれる縫い目があります。ここが背中の真ん中にくるようにして着物に袖を通しましょう。
左右の共衿を合わせ背中心を決めます。
裾線を水平に持ち上げ床すれすれの長さまでおろします。

衣紋は、首からこぶし一つ分あけ、襟が決まったら着丈を床すれすれの長さに決めます。

上前から丈を決めるのがポイント。まず、上前を腰骨より少し被せ、下前を床から15cmほど上げたところで入れ込んで、上前のつま先を7~8cm引き上げます。

着丈が決まったら、腰の位置で紐を結んで固定させ、紐に2回通して、少し横にずらして結び、端は巻いてに入れ込みましょう。

次におはしょりを整えます。脇の下にある身八ツ口から手を入れて、指先を下にして真っすぐ下ろして整え、背中側は中指をしっかりと立てしわを伸ばし、ワキでタックをとっておきます。
半襟を1.5cmほど出すときれいに見えます。

衿とおはしょりを整えたら、胸の下あたりで紐を結び、前から着物を押さえながら紐を後ろで交差させて、前に持ってきましょう。

おはしょりを真っ直ぐになるように整え、伊達締めをします。
真ん中で2回結び、紐の端を挟み込み帯板を付けます。

帯を締める

一般的には一重太鼓と二重太鼓の結び方を覚えておくと、どんな場合でも通用します。

1人で帯を締める

・一重太鼓

手先を帯板の下線の長さに決め、胴に一巻きして、手先を背中心で引きながら帯を引き締め二回巻きます。
わきからななめに折り上げ、手先を下ろし借り紐でおさえ、帯下を通って前で結びます。手先は輪を下にしてクリップでとめておきます。
たれ元を広げ、帯揚げを帯枕に巻き、帯の内側に帯枕をあて、お太鼓の山を作り、帯の上線まで帯枕を持ち上げ、お太鼓をのせます。
帯枕の紐を結び、帯の中にしまい帯揚げを仮結びにしておきます。
次のその仮紐をはずして、仮紐をお太鼓になる内側にあて、くるむようにたれを持ち上げ、たれの長さを指1本とり、借り紐を前で結びます。
クリップをはずし手先を後ろへ回し、手先を少し出します。
帯締めを通して交差させ上の方で輪を作りもう一方を通して締め、わきにはさみます。
帯揚げをはずし三つ折りにしてさらに半分に折り上前側を重ね、ひと結びして立て、帯揚げを整えます。

・二重太鼓

手先を肩にかけ、帯板の下線位の長さに決めて一巻きし、手先の下部を背中心で引き、帯を引き二巻きめを巻きます。
後ろは斜めに折り上げ、手先を下ろして仮紐でおさえ、帯の下を通して前で結びます。
手先の輪が下になるように折り返して前にあずけ、クリップで止めます。
後に手を伸ばし垂れもとを伸ばしておきます。
帯枕に帯揚げをかけ、たれの先から30cm程度のところに帯枕をあてます。
2枚重ねて帯の端を揃え、お太鼓の山を決めます。
後ろで帯枕と帯を持ち、お太鼓の山を両手で引きます。
帯の上線のところまで帯枕を持ち上げ、お太鼓をのせます。
帯枕のガーゼを前で結びたれの内側を平らに整えます。
仮紐をはずし、その仮紐でお太鼓の下線を決めます。
手先を仮紐にそって通し、手先を引き出します。
引き出した手先の余り分を内側に折ります。手先の長さは左右2~3cm位でるように決め、
帯締めをお太鼓に通して前で結びます。

*着付けのはじめに手先を肩にかけますが、手先を右肩にかけるのが関西巻きで、左肩にかけるのが関東巻きです。どちらでもよく決まりはありません。

まとめ

着物をスムーズに着るには、準備が大切です。
手元に小物をそろえて順に着ていくと、時間もかからず美しく着つけ上がります。
また、下着や長じゅばんが美しく着つけられていると、着物に余分なしわが出ません。
自分の体形に合った補正と長じゅばんに紐をつけるなどの一工夫で、一人でも簡単に着物を着ることができます。

 

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